
1. 大学受験で英熟語は必要か?
大学受験で英熟語は必要か?という疑問を抱く受験生がいます。
英語は単語、文法など暗記することが多く、受験生は毎日必死に暗記していると思います。
英単語と文法は必死に暗記しているのに、英熟語にはあまり量をせず、時間をかけない人もいます。
大学受験で英熟語の暗記は必要なのか述べていこうと思います。
2. なぜ熟語をあまりやらないのか?
学校で熟語を学んだり暗記したりするのにあまり時間をかけなかったり、問題で熟語を知らなくてもとけたりするために熟語の暗記はひつようなのだろうかと思う受験生がいます。
また、以下のように、単語を暗記していたら大体意味が分かるものもあります。
take off「脱ぐ」
take on「引き受ける」
take down「書き留める」
takeは学校では、「取る、つかむ」といった意味で覚えますね。
そこから後ろにoffがくるとoffは「離れて」という意味があるので、take offで「脱ぐ」という意味になり、後ろにonがくるとonは「~の上に」という意味から取って上にのせるイメージから、take onで「引き受ける」、後ろにdownがくるとdownは「下へ」という意味、また「書かれて」という意味もあるので、take downで「書き留める」という意味になります。
そのように単語の意味を知っていたら熟語の意味が分かるといったものもあり、熟語の必要性を感じない受験生もいます。
3. 熟語は暗記しなくてよいのか?
単語を暗記していたら熟語の意味が分かるし、熟語を暗記しなくてもよいのかというと、そんなことはありません。
難関私大の早慶上智、GMARCH、関関同立や以下の日東駒専、産近甲龍などの大学入試で英語長文中に熟語の穴埋めや英作、文法問題中の熟語を問う問題など、熟語を暗記していなければ解けない問題が出てくるからです。
また、長文問題の内容一致の文章に熟語が使われていることが多いという傾向もあります。
ま暗記事項は暗記していることに越したことはありません。
長文中で前後類推したり、単語の意味から熟語の意味を推測することもできますし、前後類推はとても重要な能力ですが、やはり推測にも限界があり、たくさんの熟語を暗記している人が解ける問題を解けずにそこで合否がわかれるといったことにもなりかねません。
4. どれくらいの熟語を暗記した方が良いか?
熟語の暗記数に関しては、かなり個人差が出るところかと思いますが、多くの熟語を暗記しているに越したことはありません。
単語よりも熟語を暗記する方が苦手で、先に単語を暗記して熟語は後回しにするという受験生も多いですが、単語の暗記と並行して毎日単語を個数を決めて暗記するように、熟語も個数を決めて毎日暗記してください。
英語長文速読オンライン塾では、熟語集『Idiom Now! 1500』(1,540円税込)とカード(3,520円税込)を販売しており、1500個の熟語を収録しています。
他の市販で売られている熟語集に比べると収録している熟語の数は多く、毎年熟語集『Idiom Now! 1500』に収録している熟語が難関私大の試験にも出題されています。
また、カードは、自分が暗記しなければならない個数だけを持ち歩くこともできるので、通学中、部活が始まる前などのすき間時間に暗記したり、暗記した熟語と暗記していない熟語を分けたり、順番をバラバラにしたりすることができるので、効率よく暗記するのに最適です。
毎年早慶上智、GMARCH、関関同立のような難関私大を合格する生徒は熟語も完璧に暗記しています。
毎日、大体最低でも150個程の熟語をまわして暗記しています。
5. まとめ
大学受験では、熟語の暗記は必要になります。
単語の方が優先度が高くなりがちですが、熟語も入試問題に絡んでくるのでしっかりと暗記することが大事です。
もし熟語暗記の必要性を感じていなかった受験生がいれば、今からでも毎日しっかりと暗記していきましょう。
英語長文が苦手な人は、長文音読復習を勉強のメインに据えて頑張って下さい!
そうすると、必ず、英語全体のの成績はアップします!
一番効率的に、しかも確実にアップします!!