目次
1. 学校でどれくらい覚えるのか
まずは、学校でどれくらいの単語数を学ぶのかについてです。
文部科学省が公表している「学習指導要領」では、中学生が在学中に学習すべき英単語数の目安が約1200語、高校生が約1800語となっています。
合計して3,000語高校生までに学習することになります。
2. 大学受験で必要な単語数は?
2020年まで実施されていたセンター試験で必要な単語数は3,000語程度でしたが、2021年から実施されている共通テストで必要な単語数は4,000~5,000語と言われています。
また、私立の難関大学合格に必要な英単語数は、6,000~7,000語と言われています。
つまり、高校生までに学習する単語数では大学受験をするのに単語数が不足しています。
そのため、学校の学習とは別に受験勉強中に単語の暗記をしていく必要があります。
3. おすすめの単語帳
文章中で暗記できるものや、正攻法の「AはB」と暗記していくようなものなどの様々な単語帳が販売されています。
「速読英語長文オンライン塾」でお勧めしているのは「Word Now ! 2279」(¥1,540税込)です。
2279語の英単語を収録しており、難関私大で出題される英単語までカバーしています。
また、別売りで単語カード(¥5,390税込)があります。
本だけで暗記するのもいいですが、カードを使用して暗記する方が効率よく多くの単語を暗記できます。
4. カードを使用して単語を暗記しよう!
英単語カードを使用して単語を暗記するメリットをお伝えしていきます。
まず、本は1から順番に英単語が載っています。
そのため、順番通りに覚えてしまい、順番がバラバラになると単語の意味が分からなくなる場合がありますが、カードで暗記していくと順番をバラバラにできるので、そのような心配がありません。
次にカードは一日に暗記しようと思っている数だけ持ち運びができるということです。
本も大きくありませんが、受験生は他の参考書なども持ち歩かなければならないので荷物が多くなりますが、カードは小さく全てを持ち歩かなくても暗記したい量だけ輪ゴムなどで縛って持ち歩くことができかさばりません。
また、カードを使用すると単語の順番をバラバラにできるので、すでに暗記したものとまだ暗記できていないものに分けて覚えることもできます。
そうすることによって効率よく暗記することができます。
5. カードを使った暗記の仕方
単語は毎日同じ個数を決めて暗記するようにしましょう。
1日の範囲を覚えられるまで何度も何度も繰り返しカードを使って暗記します。
すき間時間を使ってもよいので通学のバスや電車の中で暗記しても良いですし、部活が始まる前や休み時間などの暗記しても良いです。
また、他の教科の勉強中に疲れたなと思ったら休憩がてらカードを使用して暗記しても良いです。
6. してはいけない暗記方法
単語を暗記するのにしてはいけないのは1個ずつ書いて覚えることです。
スペルの分からないものなどは書いて暗記するのはいいですが、全て1個ずつ暗記していくとかなりの時間がかかりいつまでたっても覚えることができず、効率が悪いです。
また、書くことに満足して実際は暗記できていなかったということにもなり兼ねません。
7. 単語をまわすペースについて
単語は1週間~10日程度で一周するように1日の個数を決めて暗記していきましょう。
おすすめの「Word Now ! 2279」であれば1日300個ずつ程暗記していけば1週間程で一周できます。
なぜ1週間~10日で一周するのかというと人は暗記してもすぐ忘れてしまうからです。
なのであまり期間があかないように二週目、三週目とまわしていった方が暗記した単語も忘れないでいられます。
また、暗記しなくなると忘れていってしまうので、必ず受験が終わるまで毎日単語の暗記はするようにしてください。
8. 単語暗記は地道だけど大切!!
単語の暗記は地道な作業ですが、英語の問題を解くためには大切な勉強です。
今回の記事でお伝えした方法で単語の暗記を頑張って英語の点数をアップさせましょう!!
英語長文が苦手な人は、長文音読復習を勉強のメインに据えて頑張って下さい!
そうすると、必ず、英語全体のの成績はアップします!
一番効率的に、しかも確実にアップします!!