関西大学の英語の特徴

1. 関西大学について

関西大学は、「関関同立」の一つとして有名な大学です。

関西大学には、大阪府吹田市の千里山キャンパス、大阪府高槻市にある高槻キャンパス、高槻ミューズキャンパス、大阪府堺市にある堺キャンパスが設置されています。

千里山キャンパスには、法学部、文学部、経済学部、商学部、社会学部、政策創造学部、外国語学部、システム理工学部、環境都市工学部、化学生命工学部が設置されており、高槻キャンパスには総合情報学部、高槻ミューズキャンパスには社会安全学部、堺キャンパスには、人間健康学部が設置されています。

千里山キャンパスに、多くの学部が設置されています。

 

2. 関西大学の入試について

関西大学の一般入試について述べていきます。

文系学部で英語と国語が必須となり、選択科目は社会と数学の中からとなる3教科で構成されます。

理系学部(理系受験)では、英語と数学が必須となり、理科の科目の中から選択となる3教科で構成されます。

関西大学では、文系学部を受験するにしても理系学部を受験するにしても必ず英語の試験を受けなければなりません。

ほとんどの学部で英語の配点が一番高いので、英語で高得点を取ることが大事です。

3. 関西大学の英語の問題について

関西大学の英語の出題形式は以下のようになります。

試験時間は90分(全て選択式)

[Ⅰ]会話文・パラグラフ整序問題

[Ⅱ]長文読解

[Ⅲ]長文読解

 

3題の大問から構成されており、[Ⅱ]と[Ⅲ]が長文問題で、[Ⅰ]も会話文とパラグラフ整序問題となっており、問題のほぼ全部が長文問題となっています。

 

大問数が3題で構成されているので少なく、90分という制限時間の中で解かないといけないので、正確に速く解くことが要求されますが、問題の難易度は標準レベルなので基本をしっかり押さえて勉強することが大事です。

[Ⅰ]【会話文】単語数は、会話文のみで大体200単語程、問題文を入れると300単語程

【パラグラフ整序】単語数は、250単語程

[Ⅱ]単語数は、長文のみで大体1000単語程、問題文を入れると1500単語程

[Ⅲ]単語数は、長文のみで大体800単語程、問題文を入れると1500単語程

 

大問3題すべてで、長文・会話文のみで2000単語程、問題文を入れると3550単語程となり、問題数が多い分使用されている単語数も多いです。

 

4. 時間配分について

試験時間が90分設けられており、10分間余らせて、解答ミスの確認や、飛ばした問題を再度解くための時間にあてたいので、実質解く時間は、80分と考え、大問3題の時間配分の目安を決めると、以下のようになります。

この時間配分が絶対ではなく目安なので何回も過去問を解き、自分のベストな時間配分で調整して下さい。

[Ⅰ]20分

会話文とパラグラフ整序の2題出題されるので、時間を取る。

[Ⅱ]30分

長文なので時間を取る。

[Ⅲ]30分

長文なので時間を取る。

5. 配点に関して

配点は、文系学部でも理系学部でも200点満点です。

全て4点×50問という配点です。

 

6. 問題の特徴

関西大学の問題は、主に読解問題です。

[Ⅰ]のパラグラフ整序が特徴的な問題で、苦手な受験生が多いので、過去問で対策が必要になります。

解き方のポイントは、接続詞、副詞、指示語などの論理マーカーに着目することです。

[Ⅱ]の長文問題は、文法、文脈、単熟語の知識を問う空所補充と内容一致が出題されます。

[Ⅲ]の長文の問題では、内容一致や指示語など文法も出題される総合的な問題となっています。

長文の問題は標準程度のレベルですが、長文の長さが長めなので、速読しながら、読解する能力を求められます。

また、ネクステージやヴィンテージのような直接的な文法問題は出題されず、長文中に文法問題が出題されます。

7. 関大対策勉強法

会話文、パラフラフ整序や英語長文のようにほぼ全体が長文にまつわる問題が出題されますし、[Ⅱ][Ⅲ]の長文問題は長いので、速読できるようにしなければなりません。

また、[Ⅰ]のパラグラフ整序は、論理マーカに着目して読む練習が必要になります。

以上のような問題に、英語長文速読オンライン塾の「長文音読」を毎日して長文に慣れる、論理マーカーに着目して読む練習、単語熟語力を養うことができます。

文法問題は直接的には出ませんが、長文中で文法に関する問題が出題されるので、文法力も高める必要があります。

[Ⅱ]で単熟語に関する問題も出題されるので、単熟語力を高めるように毎日単語と熟語を個数を決めて暗記していきましょう。

 

8. 最後に

関大は、長文の読解メインの問題が出題さえるので「音読復習」が有効になります。

それに加えて、文法の勉強、単熟語の暗記を行って基礎固めをしていく必要があります。

基礎固めをしていき、秋頃から過去問に取り組んでしっかりと対策していきましょう。

過去問をやっていく時期までに基礎を固めておくことが大事です。

もちろん過去問を解く時期以降も長文音読や単熟語暗記、文法の勉強などは継続していく必要があります。

関大対策にうってつけの英語の基礎をつくる「音読復習」を毎日して合格を掴み取りましょう!

 

英語長文が苦手な人は、長文音読復習を勉強のメインに据えて頑張って下さい!
そうすると、必ず、英語全体のの成績はアップします!
一番効率的に、しかも確実にアップします!!

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