【高校2年生向け】難関私大合格に必要なことは?

 今回のテーマは高校2年生に読んでほしいです。

関学、同志社、学習院、明治、早稲田、慶応、上智に現役合格した生徒のアンケートには、毎年同じ事が書かれています。
《合格者への質問》 高3の夏休みには最低でも毎日何時間、世界史 or 日本史の勉強をしましたか?
《合格者の回答》  
毎日最低でも 5 時間はした
「毎日何時間社会を勉強しましたか?」の質問では、今までの
平均では7時間となっています。
つまり、現役で難関私大に合格する最大のポイントは…
『高3の夏休みには、英語の勉強時間が自然と激減している!』
…ということなのです。ちょっと言い換えると…
『高2から英語を頑張ってきたから、英語の勉強時間はかなり減ってきて、英語の勉強は楽になっている!
だから、世界史(or 日本史)に大量の時間を投入できる!!』
ということです。
今から頑張る意味は、高3の夏休みに、この状況を実現させて、文系なら、必ず最低でも関学、できたら同志社に受かることです。
結果的に産近甲龍に受かる人なら、今から始めたら関学や同志社に十分に現役合格は可能です。
でも、高3の 4 月から始めよう!と思っている人の多くは失敗して、産近甲龍になります。
理由は、実際には 4 月からフル稼働で始められないからです。
何を始めても、最初は試行錯誤が必要です。ノウハウを聞いて「よっしゃ!、わかった!!」と思っても、それを多少は自分なりにアレンジして、安定して軌道に乗せる時間が必要なのです。高3の 4 月は、なにかとバタバタしてせっかくノウハウを聞いても、安定して軌道にのせるための継続した勉強ができません。だから、結局は部活を引退したりバタバタ感が落ち着いた 6 月か 7 月から始動するので、結局エンジンがかかるのが夏休みになって、失敗していくはめになるのです。
でも、11月の今から始める人は、試行錯誤を多少しても、高3の 4 月には、ちょっとのすきま時間でも見つけて、安定して継続するノウハウも身に着けているはず。だから高3の 4 月には、もう十分エンジンがかかっている状態になっているのです。
この違いが、関学同志社か、産近甲龍になるか…の差になります。
そして、勉強をする内容やテーマは、どんどん変わって進化していきます。しんどい思いをして、時間をかけて頑張って勉強をする項目が、以下のように毎月毎月どんどん変化していくのです。

今から高3の 6 月末まで  英単語と熟語の暗記、英語長文の速読の為の音読復習の2つを頑張る!
高3の 4月あたり 英語の勉強になれて実力がついて、勉強が楽になり、英語の勉強時間が短縮されていく。
高3の 6月あたり  英語長文の設問はまだ合わないけど、長文の内容はだいぶん理解できるようになってきた!
高3の 7月 英語の勉強時間はかなり短縮されて、楽になってきて、夏休みに突入!
高3の夏休み 英語は午前中でさっと終えて、昼からはほぼ世界史 or 日本史の暗記
高3の 9月 毎年毎年、高校が再開されると「夏休みはたくさん勉強できたけど、高校が始まったら、受験勉強に当てる時間が夏休みほど取れない…」と、全員が言い出します。こうやって予告、宣言をして、喚起していても、もう、毎年言います。でも、夏休みに社会をたくさん勉強した人は、9 月からコマ切れ時間でも社会の復習ができていけるのです。
高3の 10 月 受ける大学を絞って、大学過去問(赤本)をやっていきます。
高3の冬 今までの英語長文の授業や復習で蓄えてきた文法知識を利用して、文法問題を時間を計ってやっていきます。

 

文法問題は、直前で詰め込むことができるので、これに時間をかけるとかなり損をします。だから、今からは入試では配点が 80%ぐらいを占める英語長文を先に鍛えていくのです。そしてその復習の中で文法知識も蓄えるのが一番効率的。そして、最後に文法問題を時間を計って速く処理をする練習をして、入試に臨みます。
この状況、つまり『高3の夏休みには英語は楽になっていて、社会の暗記に最低 5 時間、平均でも 7 時間は毎日使える…」という状況を作りだすのが、今からの目標です。
これさえできれば、今の偏差値は 30 でも、学年最下位でも、関学や同志社には合格できます。
たぶん、『夏休みに、そんなに勉強するの??』って思う人もいると思います。
でも、かつてはそう思っていたかなり多くの高校 2 年生が、高校 3 年の夏休みになると、言わなくても長時間勉強に取り組みだすので不思議です。時期がきたら、みんなもそうなるはずです。その時に、英語を早くから取り組んできたから、高3の夏には英語がどんどん楽になって、夏休みはかなり社会の暗記ができたか…、もしくは高3になってから受験の英語に取り組んでしまったので、夏休みは英語の勉強で終わってしまうか…が大きな違いとなるのです。この違いが、関学同志社か産近甲龍か、30 才でどうなるか…の違いを作り出すのです。
たった、これだけのこと(ちょっと早く始めるかどうか)で、大きく進路が分かれます。
塾の出身者では、
高2までは学年最下位だったとか、偏差値が 30 から 40 だった…という人でも、このペース
に乗れば関学や同志社に合格できて、一流企業に就職している人は大勢います。
でも、ちょっと英語の勉強が遅れて、高3の夏休みに社会に大量の時間を投入できなかったためだけで、産近甲龍になってしまった人もいます。
たったこれだけの差、つまり今から英語を頑張って、高3の夏には英語が楽になって社会に多くの時間を使えるかどうか…の差で、人生が大きく変わるのです。具体的には、大学 4 年間の充実度が変わり、結婚相手が変わり、年収が場合によっては 30才で 3 倍ぐらい変わるのです。


少し長くなりましたが、逆算すると、高3の 4 月から ではちょっと遅いです。
将来の自分の為に、今から英語を始めて頑張っていきましょう!
 

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