塾生には毎月お便りをお届けしています。
今日は高校2年生向け8月号の一部をご紹介いたします。
1:志望大学を早く決めましょう!
2:9月から英単語の暗記は1週間で200個以上です!(…でないと、逆算すると入試に間に合わない!)
3:英単語の暗記は、成功した先輩の結果を目指せ!
4:その暗記を頑張るには??(一番簡単な方法は、同じ目標を持つ仲間・ライバルを作る事)
5:映像授業は危険! スマホ、タブレットなどを見過ぎると、成績が下がるどころか…
6:8月上旬に、慶応の学生を紹介する為に、三井物産に勤務の塾のOBと会った時の話です
上記内容のうち、3をご紹介いたします。
3:英単語の暗記は、成功した先輩の結果を目指せ!
現役で難関私立大学に受かる生徒と、中堅私立大学になる生徒の単語力を比べたら、かなりの差があります。前者は、高3の秋になると『単熟語一斉テスト』では70%以上を取る生徒が増えてきます。一方で、後者は50%以下がほとんどです。
【高2の単熟語一斉テスト】 (郵送の封筒には7月の結果を同封しています)
・毎月1回、単語と熟語を分けて実施。
・英単語は、最初は300個刻みで範囲を設定。その中からランダムに出した50問を7割正答したら合格。
合格したら、翌月は次の300個が範囲。合格しなければまた同じ300個が範囲。つまり、テスト範囲は生徒によって変わる。
・2周目に入った生徒は600個ずつの範囲。
【高3の単熟語一斉テスト】
・毎月1回、単語と熟語を一緒に100問で実施。だいたい7:3の割合で単語と熟語を出しています。
・単語は、英単語を見て日本語を書き、熟語は日本語を見て英語を書きます。
・範囲は、下の表のように設定しているので全員が同じテストを受けることになる。
単語は6月から、熟語は9月から全範囲になります。
上記のルールを理解した上で先輩たちの単語の結果の表を見て下さい。(お手紙では載せていますが、ここでは割愛)
⑴ 単熟語一斉テストで80%以上取れた月は、セルを墨塗にしています。70%以上で80%未満は太字のみにしています。
⑵ 現役の13名のほとんどは高2の夏ぐらいまでに入塾をして英語の受験勉強を始めています。(社会や古典の受験勉強は高
3からでOK)
⑶ ①と②の生徒は高1からやっているので根性やセンスがなくても、普通にこなすだけで関学や同志社に受かるレベルの準備をする時間を十分に取れています。(高1からでも、全く何もしなければ受かりませんよ!)
⑷ ⑤の生徒はサッカー部で全国大会に出場して、高3の1月 3日に引退。全国ベスト16のチームのメンバーです。
⑸ ⑥の生徒は、最初は産近甲龍あたりを目指していたそうですが、途中から関学・同志社に変えました。就活やその後の年収の話でやる気が出てチャレンジする気になったそうです。彼も高3の10月まで部活をしていました。
⑹ ④⑤⑥の生徒は、お兄ちゃんやお姉ちゃんが藤井セミナーから関学や同志社に現役合格しているので、他の生徒とは意識が違いました。
⑺ ⑫の生徒は、今、同志社大学の2年です。彼女は、同志社大学の英語は200点中181点で合格してきています。ちなみに六甲アイランド高校は高校偏差値で言えば52です。三宮教室のブログでも彼女の事を紹介しています。
⑬の生徒は、同志社大学の英語は200点中で200点を取ってきて合格しています。今は早稲田大学の社会科学部の大学2年です。ちなみに須磨翔風高校の高校偏差値は52です。伊川谷教室のブログでも彼の事を紹介しています。
⑻ 浪人生の暗記のレベルがスゴイです。彼らは一度滑っているので、「やる気」「気合」「意識」が全然違うのです。
また浪人生は、どこの大学に行けば何がどれほど違うか…も良く分かって理解しているので、 それも「やる気」の原動力になっています。
⑼ これらの浪人生は、かなり高得点を取って余裕で受かっています。単熟語の暗記がこのレベルに行かずに合格している受験生は、関学や関大や立命に合格するのが1つぐらいで、なんとかギリギリ滑りこんだ…という感じです。年度が違ったり、ちょっとカンが外れてたら、不合格の可能性もかなり高かったはずです。
⑽ ㉓の生徒は、高校時代は学校の成績は優秀で、現役では甲南大学にたくさん受かったそうです。でも高校で同じクラスにいた⑥の生徒が同志社や関学に合格してビックリしたようです。㉓の生徒からしたら、学校の成績は良くない⑥の生徒が同志社に合格するとは信じられなかったようです。そして⑥の生徒に「お前、どこの塾に行ってたん??」と追及して、⑥の生徒が藤井セミナーの生徒だと突き止めて、甲南大学には結局いかずに浪人をすることにして、藤井セミナーで浪人をしたのです。その結果、同志社に3つ、関学に3つ合格してきました。
さて、みなさんはまだ高2の8月です。暗記を頑張るには??簡単に言うと、「志を同じくするライバル」の存在が、あなたを頑張らせるのです!
藤井セミナー三宮教室HPの記事から、「合格体験談」をクリックして見てください。そこに県立芦屋高校や六アイや葺合や御影などの高校の生徒らがザ~と並んでいます。スペースの都合で合格者全員を載せることはできませんでしたが、彼ら彼女らは、元々仲がよかった人もいれば、塾で知り合って仲良くなった人もいるようです。そして仲良くなってから、かなりお互いをライバル視して頑張っていきました。その結果、そのグループごと受かって来たのです。ここが個別指導の塾や、映像授業の予備校とは違う強みです!
学校では、勉強をする気のない人、自分の将来を真剣に考えられない人、頑張っている人をちゃかす人など、色々な人がいますが、塾では、みんな受験勉強を頑張って自分の将来を切り開こうとする人らが切磋琢磨する場なのです。それを利用してください。その方が、勉強はうんと楽になります。厳しい部活動をしている人は、その練習を1人でもできますか?多くの人はできません。でも「頑張る仲間」がいればできます。
自分が勉強を始めて、周りの友達に冷やかされるとか、自分だけ受験勉強を開始して、ちょっと気まずい…なんて思う人もいると思います。「自分は自分!根性でやれ!!」とは言いません。そんな場合は、その子を誘って、「一緒に同志社に受かろ!でも、お互いライバル視して負けんとこ!!」と受験勉強に引き込んでライバルにしてしまえばいいのです。少し先のことも見ていけるよう、アドバイスをします。