学習院大学（国際社会科学部・経済学部プラス）の英語

1.　学習院大学について

学習院大学は、関東の難関私大のグループの「GMARCH」の一つです。

学習院大学には、東京都豊島区にある目白キャンパスが設立されており、目白キャンパスのみワンキャンパスとなっています。

文学部、法学部、経済学部、理学部、国際社会科学部の5学部が設置されています。

2.　学習院大学の入試について

学習院大学の一般入試について述べていきます。

一般選抜の3教科型の共通テストを利用しない方式の試験では、理学部、文学部プラス（心理学科・教育学科のみ）は英語、数学、理科の3教科で、それ以外の学部では、英語、国語、社会の3教科が受験科目となります。

経済学部コア、文学部、法学部では英語以外の外国語も選択可能です。

英語で受験する受験生が大半だと思うので、基本的に全ての学部で英語が必須となります。

そして、大体の学部で英語の配点が一番高くなります。

3.　学習院大学の英語の出題形式（国際社会科学部・経済学部プラス）

試験時間は90分（選択式と記述式）

［Ⅰ］長文読解

［Ⅱ］図表問題

［Ⅲ］文法・語彙問題

［Ⅳ］文法・語彙問題

［Ⅴ］会話文

［Ⅵ］英文中の空所補充

6題の大問から構成されており、［Ⅰ］が長文問題なので、問題全体の1/6が純粋な長文問題となっています。

［Ⅱ］は図表を見て問題に答えていく問題です。

［Ⅲ］と［Ⅳ］は、文法・語彙問題となっており、［Ⅴ］は会話文です。

［Ⅵ］は英文中の空欄にアルファベットを入れて英文の内容に沿った単語に完成させるという問題です。

4.　時間配分に関して

試験時間は90分で、10分間余らせて解答ミスの確認や、飛ばした問題を再度解くための時間にあてたいので、実質解く時間は、80分と考え、大問6題の時間配分の目安を決めると、以下のようになります。

ちょっとした微調整は、何回も過去問を解き、自分のベストな配分で調整して下さい。

［Ⅰ］25分

長文になるので、時間を取る

［Ⅱ］20分

図表問題なので、時間を取る

［Ⅲ］5分

あまり時間をかけない

［Ⅳ］5分

あまり時間をかけない

［Ⅴ］15分

そこそこ時間を取る

［Ⅵ］10分

そこそこ時間を取る

5.　配点に関して

配点は、150点満点です。

第1問60点前後、第2問20点前後、第3問15点、第4問15点、第5問20点前後、第6問20点という配点となっています。

第1、2、5問は年度によって異なります。

6.　問題の特徴

学習院大学の問題は、長文、文法、語彙、語法、会話文と幅広くバランスよく問題が出題されます。

多岐にわたる長文や文法、語彙の問題が出題されるので、長文対策、文法対策、単熟語の暗記といった基礎的な勉強をしっかりとしておくことが必要です。

7.　学習院問題対策

全部で大問が6題あり、［Ⅰ］が英語長文の問題で、その他に図表問題、語彙・文法問題、会話文など5題あるので英語長文を読むことに慣れ、速読できるようにしなければなりません。

そのため、英語長文速読オンライン塾では、長文の「音読復習」を毎日して長文に慣れる、文章の構成を学ぶ（文法力）、単語熟語力を養います。

そうすることで、英語長文を速読する力も培います。

［Ⅲ］、［Ⅳ］は文法、語法、語彙に関する空所補充、正誤問題が出題されるので、単熟語の暗記、基本的な文法はしっかりと勉強しておく必要があります。

そして、［Ⅴ］の会話文は、過去問で対策し、［Ⅵ］はしっかりと毎日単熟語をまわして暗記しておきましょう。

8.　最後に

過去問を秋頃から本格的にやっていくまでに、英語長文の「音読復習」、「Grammar Now ! 471」の勉強、単熟語の暗記をやっていき、基礎を固めていきます。

そして、過去問で正解できるように基礎を今のうちにやりこみましょう。

英語長文、文法、語彙などの問題が出題される学習院大学に合格するには、基礎の勉強をしっかりとしておくことが必要です。

英語長文が苦手な人は、長文音読復習を勉強のメインに据えて頑張って下さい！
そうすると、必ず、英語全体のの成績はアップします！
一番効率的に、しかも確実にアップします！！