産近甲龍の英語の比較

1. 産近甲龍に合格するには?

 

関西の中堅私大の産近甲龍を志望校にしている受験生は多いと思います。

産近甲龍は、関西はもちろん、東海や九州などの他の地方の志望者もいると思います。

そんな産近甲龍ですが、大体の学部で英語が配点が一番高くなります。

そのため、英語を伸ばすことが合格への近道になります。

産近甲龍の英語の試験は、大学によって傾向が異なるので、それぞれの大学の英語の試験の特徴や勉強法についてお伝えしていきます。

 

2. 京都産業大学の英語

 

京産の英語は、大問8題で80分の試験時間が設けられています。

 

大問8題と問題数が多く、80分という試験時間で解かなければならないところが特徴となります。

 

[Ⅰ][Ⅱ]が長文問題、[Ⅲ]が同義語表現、[Ⅳ]が会話文、[Ⅴ]が文整序問題、、[Ⅵ]空欄補充、[Ⅶ]が文法問題、[Ⅷ]が発音問題という構成になっています。

 

純粋な長文問題は、1/4ですが、文章を読む問題を入れると3/4という割合になります。

[Ⅰ]より[Ⅱ]の方が長文の長さが長いですが、長文の単語量は多くはなくそこまで長文ではありません。

[Ⅶ]は文法問題で他大学より出題量が多いですが、基礎的内容が多いです。

 

勉強方法としては、まんべんなく、単熟語の暗記、文法書をやっておく必要があります。

長文や文法、語彙、発音など多岐にわたる問題が出題されますが、問題の難易度は基礎~標準レベルのため、基礎的な勉強をしっかりとしておくことが大切です。

また、[Ⅷ]では、発音問題が出題され、私大入試ではあまり出題されないので、私大志望の受験生は対応できなかったりするので、単語を暗記する際に発音も声に出して暗記しておくことをおすすめします。

[Ⅴ]の文整序問題は、他の問題に比べると少し難易度が上がるので、過去問でしっかりと対策しておきましょう。

 

配点に関しては、問題数が多いので、1つの問題の配点は低いです。

しかし、問題レベルが基礎的なものが多くそこまで難しくないので、落とさないようにしておきましょう。

3. 近畿大学の英語

 

近大の英語は、大問が7問で60分の試験時間が設けられています。

 

大問7題と大問数が多く、試験時間が短いのが特徴です。

 

[Ⅱ]と[Ⅶ]が長文問題で、[Ⅰ]は会話文なので、問題全体の2/7が純粋な長文問題となっており、文章を読む問題も入れると3/7の約半分が英文を読む問題となっています。

[Ⅱ]と[Ⅶ]の長文問題では[Ⅶ]の方が長い長文の問題となっており、設問数も多くなっています。

[Ⅱ]の方は、短い長文で、長文中の空所に単語を入れていく問題となっています。

[Ⅲ]は文法問題で、[Ⅳ]は例文と同じ意味の英文を選択する問題で、[Ⅴ]は用例の英文が与えられ、それに相当する単語を4択から選ぶ問題で、[Ⅵ]は日本語文と同じ意味になるよう語句を並びかえる問題となっています。

 

勉強方法としては、[Ⅱ]は長文問題ですが、空所補充の問題が文法語法に関する問題で、[Ⅲ]が純粋な文法問題となっているので、構文を勉強してマスターしてから、ネクストステージやヴィンテージなどの文法書をしましょう。

[Ⅵ]の語句整序問題は文法、語法、熟語などが絡んだ問題なので、基本の文法、語法、単熟語をやりこんで暗記しましょう。

基本的な文法、単熟語暗記をやりこみましょう。

 

問題数が多いので、1つ1つの問題の配点は低いですが、過去問で時間配分を考えながら解く練習をしておきましょう。

 

4. 甲南大学の英語

 

甲南の英語は、大問が5問で80分の試験時間が設けられています。

 

[Ⅰ][Ⅱ][Ⅲ]は長文読解で、[Ⅳ]は会話文、[Ⅴ]は自由英作(文系学部のみ)という構成になっています。

 

[Ⅰ][Ⅱ][Ⅲ]が長文問題で、純粋な長文問題は3/5、[Ⅳ]の会話文を入れると4/5が長文の割合になります。

[Ⅰ]が一番出題されている問題の中で一番長い長文で、設問数も多いですが、問題の難易度はそこまで高くありません。

 

[Ⅳ]は会話文ですが、会話表現を問う問題ではなく、文法、語法、語彙に関する問題となっています。

[Ⅴ]は文系学部のみの出題ですが、イラストを見て自由英作をするという問題となっています。

 

勉強方法としては、[Ⅳ]の会話文では、会話表現ではなく、文法、語法、語彙に関する穴埋め問題が出題されるので、単熟語の暗記、基本的な文法はしっかりと勉強しておく必要があります。

[Ⅴ]は文系学部のみの出題ですが、イラストを見て50語程で自由英作する問題が出題されるので、単熟語の暗記、文法の理解と暗記、そして英作文の練習をしておきましょう。

 

問題数はそこそこで問題によって低い配点のものもあれば、高い配点のものもあります。

5. 龍谷大学の英語

 

龍谷の英語は、大問が4問で70分の試験時間が設けられています。

 

[Ⅰ]と[Ⅱ]が長文読解で、[Ⅲ]が会話文、[Ⅳ]が語句整序問題という構成となっています。

 

[Ⅰ]と[Ⅱ]が長文問題で、1/2が純粋な長文問題となっており、[Ⅲ]は会話文なので、文章を読む問題も入れると3/4が英語の文章を読む問題となっています。

[Ⅰ]と[Ⅱ]の長文問題では[Ⅰ]の方が長い長文の問題となっており、設問数も多くなっています。

 

勉強方法としては、[Ⅱ]の長文問題は、パラグラフリーディングができるか問う問題なので、日頃から長文を読むときにパラグラフごとに意味を取りながら読む習慣をつけましょう。

[Ⅲ]のは短い掛け合い、Bは短めの会話文で、どちらもそこまで難しい問題ではありません。

[Ⅵ]の語句整序問題は、単熟語の語彙と文法書をしっかりやりこんで対策しておきましょう。

問題の難易度はそこまで高くないので、単熟語の暗記、文法を完璧にしましょう。

 

6. 産近甲龍の英語は長文の割合が多い!

 

産近甲龍のどの大学でも英語の配点が高く、しかも英語長文の割合が高いので長文対策が必須になります。

長文対策は予習ではなく、復習が大切です!!

復習することで、勉強したことが脳にいくからです。

 

英語長文速読オンライン塾では、長文の復習として「音読復習」を行います。

「音読復習」を毎日することで、毎日英語長文に触れることができ、英語の長文を読むことに慣れることができたり、英語の文構造を捉えれるようになったり、単熟語の暗記を長文中でできたり、文法の理解を実際に英語の文章で深めることができたり、速読の練習ができたり、、、などメリットがたくさんあります。

 

この「音読復習」で産近甲龍の英語を突破しましょう!

 

英語長文が苦手な人は、長文音読復習を勉強のメインに据えて頑張って下さい!
そうすると、必ず、英語全体のの成績はアップします!
一番効率的に、しかも確実にアップします!!

おすすめの記事