福岡大学に合格する英語の勉強方法

1. 福岡大学について

 

福岡大学は、福岡県福岡市城南区にある私立大学で、キャンパス内に全学部と大学病院が設置されています。

敷地面積が、59万㎡を超え、福岡paypayドーム約45個分の広さがあります。

学部は、人文学部、法学部、経済学部、商学部、商学部第二部、理学部、工学部、医学部、薬学部、スポーツ科学部の9学部あります。

偏差値は、40~65で、学部により偏差値は異なり、一番偏差値が高いのが医学部です。

 

2. 福岡大学の入試について

 

募集人員が最も多く、志願者数・合格者数も最多の福岡大学の一般入試の前期日程について述べていきます。

 

文系学部で英語と国語が必須となり、選択科目は社会と数学と簿記・会計の中からとなる3教科で構成されます。(法学部、経済学部、商学部、商学部第二部のみ簿記・会計を選択できます)

理系学部(理系受験)では、英語と数学が必須となり、理科の科目の中から選択となる3教科で構成されます。

上記の通り、福岡大学の全ての学部の入試で英語の試験が必須となります。

試験科目では文系学部でも理系学部でも唯一英語の試験が必須となり、配点は学部によりますが、ほとんど英語の試験の配点が一番高い学部が多いので、英語でどれくらい点数が取れるかが合否に重要になってきます。

試験科目では文系学部でも理系学部でも唯一英語の試験が必須となり、配点が一番高い学部が多いので、英語の勉強をしっかりとしておくことが福岡大学合格へのカギとなります。

逆に言えば、英語を勉強せずに合格することは難しいということです。

 

3. 福岡大学の英語の出題形式について

 

福岡大学の英語の出題形式は以下のようになります。

 

試験時間は70分(選択式のみ)

[Ⅰ]長文(和訳)

[Ⅱ]長文読解(空所補充)

[Ⅲ]文法問題

[Ⅳ]発音アクセント

[Ⅴ]語句整序問題

 

5題の大問から構成されており、[Ⅰ][Ⅱ]が長文問題なので、長文の割合は5分の2で、半分より少し少ないという割合です。

[Ⅲ]はネクストステージやヴィンテージのような参考書に出題されているような文法問題で、[Ⅳ]は単語の発音アクセントで選択肢の中から異なる発音のものを選ぶ問題、[Ⅴ]は語句整序問題となっています。

[Ⅰ]単語数は、大体100単語程

[Ⅱ]単語数は、長文のみで大体500単語程、選択肢を入れると550単語程

[Ⅲ]単語数は、大体150単語程

[Ⅳ]単語数は、大体30単語

[Ⅴ]単語数は、大体150単語程

 

全部で980単語程となり単語数は多くありません。

 

4. 時間配分に関して

 

制限時間が70分設けられていて、10分間余らせて、解答ミスの確認や、飛ばした問題を再度解くための時間にあてたいので、実質解く時間は、60分と考え、大問3題の時間配分の目安を決めると、以下のようになります。

ちょっとした微調整は、何回も過去問を解き、自分のベストな配分で調整して下さい。

 

[Ⅰ]10分

和訳問題なのでそこそこ時間を取る

[Ⅱ]20分

出題されている中で一番長い長文なので一番時間を取る

[Ⅲ]10分

文法問題なのであまり時間はかけない

[Ⅳ]5分

発音問題なので時間をかけない

[Ⅴ]15分

そこそこ時間を取る

 

5. 配点に関して

 

配点は、学部により異なり、人文学部英語学科は200点満点、人文学部文化学科・教育・臨床心理学科・ドイツ語学科・フランス語学科・東アジア地域言語学科、法学部法律学科、経済学部、商学部商学科・貿易学科、工学部は150点満点、それ以外の学部学科は100点満点です。

 

6. 問題の特徴

 

福岡大学の英語の試験の難易度は、医学部以外は、日東駒専や産近甲龍くらい、医学部はGMARCHや関関同立レベルとなっています。

 

文法の割合が大きく、文法の対策が必要になってきます。

 

また[Ⅰ]が和訳問題なので、しっかりと1文を訳せるようにしておくことも必要です。

 

7. 福岡大学問題対策

 

[Ⅰ]が和訳問題、[Ⅱ]が長文中の空所補充という構成になっており、和訳や長文問題に向けて何をすべきかというと、まずは単語熟語力を養うことです。

地道な暗記作業が必要になりますが、単語・熟語を知らずして英語長文を読むことは難しいです。

 

次に、文法力を養うことです。

文章を読む上で、文の構成や文法を知らないことも英語長文を読むことが難しくなる要因となります。

福岡大学の英語の試験では、[Ⅲ]で直接的な文法問題の出題があるので、単語・熟語力に加え、この文法力も必要になってきます。

参考書は、秋か冬頃までは構文を学べる文法書、英語長文速読オンライン塾では文法書の「Grammar Now ! 471」を使用し、秋か冬以降はネクストステージやヴィンテージで対策しましょう。

 

最後に、[Ⅰ]と[Ⅱ]で和訳や長文を対策するために長文の「音読復習」をすることをおすすめします。

長文を日常的に触れ、反復練習して和訳の力や速読力を養います。

 

8. 最後に

 

福岡大学の英語の試験に向けて毎日の長文の「音読復習」が有効になります。

 

秋頃には福岡大学の過去問を解いていき、できるだけ多くの過去問を解くことをお勧めします。

最初過去問を解くときには、高得点を取ることができないかもしれませんが、過去問を解きながら、毎日長文の「音読復習」をしていくことでちょっとずつ過去問を解けるようになっていくでしょう。

 

受験日まで、点数が上がる可能性があるので、最後の最後まで長文の「音読復習」をかかさず頑張っていくことが大切になります。

 

英語長文が苦手な人は、長文音読復習を勉強のメインに据えて頑張って下さい!
そうすると、必ず、英語全体のの成績はアップします!
一番効率的に、しかも確実にアップします!!

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