学習院大学(国際社会科学部・経済学部プラス以外)の英語

1. 学習院大学について

 

学習院大学は、関東の難関私大のグループの「GMARCH」の一つです。

学習院大学には、東京都豊島区にある目白キャンパスが設立されており、目白キャンパスのみワンキャンパスとなっています。

文学部、法学部、経済学部、理学部、国際社会科学部の5学部が設置されています。

 

2. 学習院大学の入試について

 

学習院大学の一般入試について述べていきます。

一般選抜の3教科型の共通テストを利用しない方式の試験では、理学部、文学部プラス(心理学科・教育学科のみ)は英語、数学、理科の3教科で、それ以外の学部では、英語、国語、社会の3教科が受験科目となります。

経済学部コア、文学部、法学部では英語以外の外国語も選択可能です。

英語で受験する受験生が大半だと思うので、基本的に全ての学部で英語が必須となります。

そして、大体の学部で英語の配点が一番高くなります。

 

3. 学習院大学の英語の出題形式(国際社会科学部・経済学部プラス以外)

 

試験時間は90分(選択式と記述式)

[Ⅰ]長文読解

[Ⅱ]長文読解

[Ⅲ]長文中の空所補充

[Ⅳ]空所補充

[Ⅴ]正誤問題

[Ⅵ]空所補充

[Ⅶ]短文英訳

 

7題の大問から構成されており、[Ⅰ]と[Ⅱ]と[Ⅲ]が長文問題なので、問題全体の3/7が純粋な長文問題となっています。

[Ⅰ]~[Ⅲ]の長文問題の中でも[Ⅰ]と[Ⅱ]は同じくらいの長さの長文となっています。

[Ⅰ]単語数は、長文のみで大体600単語程、問題文を入れると1000単語程

[Ⅱ]単語数は、長文のみで大体400単語程、問題文を入れると700単語程

[Ⅲ]単語数は、長文のみで大体350単語程、問題文を入れると600単語程

[Ⅳ]会話文のみで200単語程、選択肢も入れると400単語程

[Ⅴ]単語数は、0単語(自由英作なので英単語は使用されていません)

 

大問7題すべてで、長文・会話文のみで2350単語程、問題文を入れると2950単語程となり、問題数が多いですが、使用されている単語数はそこまで多くありません。

 

4. 時間配分に関して

 

試験時間は90分で、10分間余らせて解答ミスの確認や、飛ばした問題を再度解くための時間にあてたいので、実質解く時間は、80分と考え、大問7題の時間配分の目安を決めると、以下のようになります。

ちょっとした微調整は、何回も過去問を解き、自分のベストな配分で調整して下さい。

 

[Ⅰ]20分

長文になるので、時間を取る

[Ⅱ]20分

長文になるので、時間を取る

[Ⅲ]15分

長文だが、空所補充なので少し時間を取る

[Ⅳ]5分

あまり時間をかけない

[Ⅴ]5分

あまり時間をかけない

[Ⅵ]5分

あまり時間をかけない

[Ⅶ]10分

英訳なのでそこそこ時間を取る

5. 配点に関して

 

配点は、150点満点です。

 

2019年度入試以前は、第1問42点、第2問38点、第3問15点、第4問15点、第5問15点、第6問15点、第7問10点という配点となっていましたが、2020年度2021年度入試は第1問40点、第2問40点、第3問15点、第4問15点、第5問15点、第6問15点、第7問10点という配点となっています。

 

6. 問題の特徴

 

学習院大学の問題は、幅広く長文、文法、語彙、語法、英作とバランスよく問題が出題されます。

 

多岐にわたる長文や文法、語彙の問題が出題されるので、長文対策、文法対策、単熟語の暗記といった基礎的な勉強をしっかりとしておくことが必要です。

7. 学習院問題対策

 

全部で大問が7題あり、[Ⅰ][Ⅱ][Ⅲ]が英語長文の問題で、長文がそこそこ長いので、英語長文を読むことに慣れ、速読できるようにしなければなりません。

そのため、英語長文速読オンライン塾では、「長文音読」を毎日して長文に慣れる、文章の構成を学ぶ(文法力)、単語熟語力を養います。

そうすることで、英語長文を速読する力も培います。

また、長文の「音読復習」をすることで、[Ⅶ]のような英作の対策にも繋がります。

 

[Ⅳ]、[Ⅴ]、[Ⅵ]は文法、語法、語彙に関する空所補充、正誤問題が出題されるので、単熟語の暗記、基本的な文法はしっかりと勉強しておく必要があります。

 

あとは、[Ⅶ]は和文英訳で、そこまで難しくないものではありますが、対策無しで解くのは難しいので、単熟語の暗記、文法の理解と暗記、そして英作文の練習をしておきましょう。

 

8. 最後に

 

過去問を秋頃から本格的にやっていくまでに、英語長文の「音読復習」、「Grammar Now ! 471」の勉強、単熟語の暗記をやっていき、基礎を固めていきます。

そして、過去問で正解できるように基礎を今のうちにやりこみましょう。

英語長文、文法、語彙などの問題が出題される学習院大学に合格するには、基礎の勉強をしっかりとしておくことが必要です。

 

英語長文が苦手な人は、長文音読復習を勉強のメインに据えて頑張って下さい!
そうすると、必ず、英語全体のの成績はアップします!
一番効率的に、しかも確実にアップします!!

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