30日続ける ~習慣化~

10月11月は高校2年生の入塾生が増える1つの時期でした。
「高校2年生の夏休みは思いっきり部活など好きなことをして過ごした。
9月に塾選びをし、10月から入塾しました!」とある生徒は言っていました。

そんな新入塾生。入塾した途端に、「英単語!!!」と毎回言われ
「分かってはいるけどなかなか出来ない…」と嘆いていませんか??

30日続けるもの、つまり習慣化するための基本を考えたいと思います。


あれもこれもしないといけない状況は、分かりますが、
同時にいくつもの習慣を設定するのは失敗する原因になります。
まずは1つに限定しましょう。高校2年生だと英単語暗記習慣に限定しましょう。


かける時間は1日15分程度から始めるのがおすすめです。余力が出てきたら少し時間を増やしても◎。


30日続けて習慣を定着させることが最優先です。15分暗記したにもかかわらず、
単語が頭に入っていないと愕然としてしまいやる気を失いがちですが、
そこでやめると何も進んでいきません。


新しい習慣を取り入れようとすると、もとに戻ろうとする“反発力”が働いてしまいます。

《行動習慣》勉強、片付けといった習慣は1ヶ月で変わると言われています。

《身体習慣》早起き、運動など身体に関わる習慣は3ヶ月かかると言われています。

《思考習慣》論理的思考、ポジティブ思考など性格・思考に関わる習慣は、人間の根幹にかかわる部分で
定着まで6ヶ月程度必要です。

こういった分類を知ることも、気長に取り組む秘訣です。


習慣化までに、もとに戻ろうとする力に押される「反発期」、誘いなどに振り回される「不安定期」、飽きが出てくる「倦怠期」があります。これらを乗り切る必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

1週間の壁を乗り越えるための2つの対策

>時間を短くする …15分が難しければ10分にしてみる
>取り組む範囲を小さくする …行動を起こしやすくする
>シンプルな記録 …出来たか出来ていないかをシンプルに〇× で記録する

このように挫折しやすい時期は小さい目標を乗り越えることが大切です。いわゆる「反発期」をどう乗り越えるかが習慣化の勝負です。

さらに、性格によってコツコツ続けられる人もいれば、楽しい要素があると続けやすい人もいます。
一人では行き詰ってしまうことも沢山ありますが、勉強を軌道にのせるお手伝いをしたいと思います。

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