駅での英会話

たまには受験勉強とは違う内容を。

インバウンドにより、各地で外国人旅行者を見かけますね。
先日電車のプラットフォームで話しかけられました。

 

旅行者: Is this going to Ikebukuro?   「この電車は池袋にいきますか?」

わたし: No. This train is bound for Shibuya station. 「違いますね。この電車は渋谷行きです。」

その後も少し会話は続いたのですが、こういったシンプルな英会話も学生時代の英語勉強から繋がっています。

is bound for/goes to ~   〔列車・船・飛行機などが〕~行きの

頻出熟語として紹介されています。電車の車内アナウンスで「This train is bound for 〇〇 station.」と、よく耳にするかと思います。こういった知っている表現を自分のものにしているかどうかで、口に出る英語が変わってきます。

以下の表現でも簡単に言えます。

Does this go to ~? / Is this for ~?  / Is this train bound for ~?

余談ですが、日本語では駅のホームと言いますが、英語ではプラットフォーム(platform)になります。

もう少し、英会話力を鍛えたい方は後に続く英文もイメージしてみましょう。

・You might be at the wrong platform.

「あなたは間違ったプラットフォームにいるかもしれません」という意味です。

・If you go up the stairs, you can see the display.

「階段をのぼると、表示がありますよ。」

 

半年前新幹線の中でも話しかけられました。

新幹線のチケットを見せてもらう限り、予約車両とは違う電車に乗ってしまった模様。

I’m sorry, but I think this is not the train you reserved.「あなたが予約している電車ではないように思います」

Could you ask a station attendant? 「駅員さんにたずねてもらえますか?」

このような内容でした。お気づきかと思うのですが、英会話って意外と高校生が知っている単語や表現だらけ。「中学英語のやり直しで英語は話せる」というのは本当だと思います。ただし、何事も読んで理解するだけでは身に付きません。簡単な例文の暗唱が効果的です。

わたし自身も、藤井セミナー塾生時代の文法構文暗唱で基礎力がつきました。
どんな英文が出てきても、大まかな構造がつかめば適する単語を使うだけ。
地道な積み重ねですが、それこそが近道だと思い、指導を続けております。

 

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