12月になりました。
生徒たちの表情が変わっていくのを感じます。
「こんなに勉強って出来るんだ」という声を毎日のように聞きます。
我々講師陣は「今までも言ってたよ~」 と言いつつ、生徒たちのひたむきさに心打たれる日々を過ごしています。
塾生にリマインドです。
目次
➀赤本大会は、よほどの事がない限り参加してください!
● 教室毎で実施曜日は異なります。
● 9:40分に着席完了です。
≪藤井セミナーの赤本大会のメリット》
⑴本番と同じ9:40着席完了から始まり、本番と同じタイムスケジュールで3教科実施。(終了は16:00ぐらい)
⑵本番前に、緊張感と長時間拘束の疲れに慣れていける
⑶集中して大学過去問に取り組めて、本当の時間配分の準備と、準備のための分析と反省ができる。
以上のような理由で、1人で赤本をするより、かなり本番に向けての練習になります。過去の合格者の中には「赤本大会でみんな一緒に解かずに、1人で解く赤本なんて、意味がない!!」という合格者さえいるほどです。それだけ、1人で解いてても、妥協して緩い直前対策になるということなのです。
自分で赤本をしてる時に、ほとんど全ての受験生が経験する事
⑴ 集中できない。途中で休憩を入れたり、だらだら解いて、時間内でやる練習が全くできてなかったりする。
⑵ 答え合わせが甘い。「これ、書き直して✖にしたけど、最初は〇にしてたから、やっぱり合ってる事にしておこ。」とか、和訳や英作の採点がすごく甘くて、それで「よし!8割取れた!」と言って、ツイッターで呟くようなケースも過去には沢山ありました。
⑶ だらだら解いて、緊張感もない。かなり「できる」浪人生が「この前の赤本大会、前の日から緊張してしまった…」と言ってました。1人でやる過去問と、みんなと一緒に解く過去問とでは、緊張の度合いが全く違います。
本番で「緊張したから受からなかった…」と言う人がいます。そうならないように、今からしっかりと手をうっておきましょう。ちなみに、センター試験では形式も違うし、対策もしてないし、緊張対策にはなりません。
赤本大会の後
参加者には、過去の参加者で実際の関学や同志社に合格したメンバー入りのランキング表を渡しています。この時期に合格最低点に100点以上足りなくても、実際の関学の試験ではたくさん受かっている現役生もいることがわかると思います。この赤本大会で、仮にできなくても、それで落ち込むためにやってるのではありません。そこから、受かるための作戦を考えて、何をするかを分析するためにやっています。1つ1つの過去問で一喜一憂しないように。実際の試験では、関学も同志社も数回受けることができます。2月の本番では、仮に初日で時間配分を誤ってボロボロでも、2日、3日目と修正していき、途中からは世界史や日本史で出ていない所がわかってくるので、そこに山を張っていけば、かなりの確率で受かることも可能です。そういった事実も、過去に赤本大会へ参加して、そこでは100点ぐらい点数が足りなくても、本番では合格してきた先輩を見つけることで理解できるとおもいます。
②冬期講習の申し込みは間もなく締め切りです
冬期講習の目的は、文法の得点アップはもちろん、長文で得点アップを図る為!
× 最悪のパターン
文法問題で時間がかかる上、正答できない…
→ 大きな配点を占める長文問題にかけられる時間も減り、
長文を解く時間がなくなる
→ 全体の点数が伸びない
◎ 理想のパターン
時間を計った冬期講習で文法問題を素早く解けるようになる
→ 選択肢をパッと見て、文章を読まなくても正答できる設問が増える
→ 長文問題にたくさんの時間を充てることができる
→ 長文問題も文法問題も得点がアップし、高得点をマーク!
→ 文法問題に慣れたら、英作でも細かいミスが減り、得点アップ!
・長文問題にたくさんの時間を充てるためには、文法系の問題では選択肢をパッと見て、文章を読まなくても、和訳なんかしなくても正答できる設問を増やす必要があります。冬期講習では、そういった練習を時間を計ってやるようにします。
・毎年、どの大学を受けても、「実際の入試で、冬期講習でやった文法問題がたくさん出た!」と喜ぶ生徒が大勢います…が、当たり前です。よく出る文法問題は決まってるからです。
文法問題は、最後で詰め込むのが全体的な勉強から考えると効率的なのです。
今まで、受験勉強全体を通じたこの作戦で、早稲田慶応明治、同志社関学など、多数の合格者が出ていて、彼らもこの作戦の有効性を実感しています。逆に、英語の受験勉強全体を通じて、ネクステ、ヴィンテージ、スクランブルに時間
を取り過ぎて関関同立やGMARCHに失敗するケースが非常に多い…。藤井セミナーの生徒はこの失敗をしてほしくないのです。だから、受験勉強の大半は配点の8割ほどを占める長文を鍛えて、最後に文法、英作などを詰め込むのが一番
効率的で得点アップがしやすいのです。この作戦をよく理解した上で、文法の冬期講習を受講してください。
◎ 本気の過去問演習
この時期、多くの生徒が志望大学の過去問題に取り組んでいます。でも、ほとんどの場合は、能力を最大限に使って解
いていないと思います。1人でやってては、受験本番並みの集中力は出ません…。今まで聞いているケースでは、1人で赤本をやっていると、以下のようなケースが多いようです。
・「4択で2つは消せた。でも、あと2つはどっちかな…、まあ、こっちでいいか…」みたいに、とことん「最後の一滴まで絞る」ように頭を使って解いていない。(最後の一滴…は、ジョコビッチがナダル戦後のインタビューで使った言葉)
・時間をはかりながらも、あんまり集中できず、受験本番の制限時間が意識できていない。
・設問で、こっちかな?それとも、こっちかな??と迷ったものを、後から答えを見て、○にしてしまっている。
・解いている途中で休憩をはさんでいる…。
などなど、今までの受験生の反省からは、こんな状態で過去問を解いているケースが多いとわかります。
これでは、本番前の練習になりません。
だから、本番前に、本気の力を一回絞りだしておくため にも、
冬期講習を受講するようにしてください。
気になることはお気軽にお問い合わせください。