夏の学習成果

月通塾生は、ただいま夏の勉強会の真っ最中です。
毎年8月11日から8月17日までは、通常授業はお休みで、
朝9時から夜21時までの夏の勉強会が夏の藤井セミナーの風物詩となっております。

前半の夏期講習会に続いて勉強会に参加している生徒たちの顔も、夏の受験生らしい表情になってきたように思います。

以下、合格体験談から抜粋です。

合格体験談より ~梶井さん(浪人⇒関西学院大学⇒大手電機メーカー勤務)~
『ゴールデンウィークとお盆の「強制勉強会」には覚悟を決めて参加しました。
この勉強会を毎日休まずに全部のメニューをやり遂げたことで達成感を感じ、
勉強を続けていく自信と体力をつけました。
この自信が秋への勉強へとつながり、合格へ結びついたと思います。
自習室で一緒に勉強していた浪人生の全員が参加したので、
かなり点数にこだわって競い合いました。
そのメンバーは全員関西学院大学か同志社大学に合格して、
就職活動でもいい結果を残しています。』
合格体験談より ~吉岡君(現役⇒関西学院大学⇒大手電機メーカー勤務)~
『9月の模試で日本史の偏差値は 68 を出しました。強制勉強会でやったところがそのまま出たので、強制勉強会のおかげです。』その後さらにパワーアップして 11 月のエール模試では関西で日本史は 5 位、共通テストでは満点を取って関西学院大学、同志社大学全勝に結び付けました。英語は 遅れ気味でしたが、社会(日本史)を先に仕上げた分、直前まで英語の勉強に費やすことができ、2 月合格にギリギリ間に合ったのだと思います。

どうでしょうか。先輩方も勉強会を経験しています。受け身の授業タイプではないので、辛いタイミングもあるかもしれませんが、最後まで体調に気を付けながら参加してくださいね。

勉強会のタイムテーブルは、

復習と暗記作業  9:05

テスト時間    1:25 

合計勉強時間   10:30

休憩       1:30      合計 13 時間


・帰りの電車の中、寝る前、明朝の電車の中で熟語を暗記する。 1:00 → 翌朝に熟語テスト。
・今日覚えた単語か社会か、不安な所を復習。夏期講習が始まれば、夏期講習の長文の復習をする。
1:30
・帰って勉強が終われば、お風呂に入って、すぐ寝ること!万全な体調で、また明日がんばりましょう。

勉強会中に実施する確認テスト、9月に控えている模試など、受験生本人だけでなく、保護者のみなさまも結果が気になるところでしょう。「夏にがんばった分だけ、きっと成績も上がるだろう……」と期待される方も多いと思います。

しかし、その結果が「夏の終わりのテスト」で数字としてすぐに表れるかどうかは、生徒のタイプや、当日のテストによって違ってきます。また、相対評価(他者との比較によってつけられる評価)となる偏差値は、同じように頑張った生徒が多い秋以降、大きな変化がないこともしばしばあります。高校2年生時や高校3年生の春などは、まだ勉強スイッチが入っていない生徒も多くいたので、先に頑張っていれば数字は出やすかったかもしれません。しかし、夏期講習や勉強会でがんばった生徒は、学力は確実に伸びているはずです。夏休み明けの偏差値が大きく変わっていなければ、学力が下がらず同じようにあがっている過程だと考えていただいて問題ありません。結果が数字としてすぐに出てこないと不安になるのは仕方がないことですが、がんばった成果は必ず蓄積されているはずです。

結果が思うように出なかった場合、「夏にあんなにがんばっていたのに……」と学習に対するモチベーションが下がってしまうこともあったとしても、答案用紙を見てください。「夏休み前より和訳ができるようになっている」「空欄が少なくなっていた」……きっとそんなところが見つかるはずです。「成長した部分」も違うはずです。

「夏の成果」として一番大切なのは、夏が終わったときに「本人が夏にがんばった」という気持ちを抱くことです。

8月の残りの期間、保護者のみなさまにおいては、お子様が前向きな気持ちでがんばれるように応援してあげてください。私たちも、「夏期勉強会」「夏期講習会後半」でしっかりと指導してまいります。

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