中央大学の英語(6学部選抜入試)

1. 中央大学基本情報

中央大学は3つのキャンパスが設立されています。

東京都八王子市にある多摩キャンパス(法学部、経済学部、商学部、文学部、総合政策学部、国際経営学部)

東京都文京区にある後楽園キャンパス(理工学部)

東京都新宿区にある市ヶ谷田町キャンパス(国際情報学部)

中央大学卒業の著名人はここでは挙げられないほど沢山います。

芸能関係の方でいうと、阿部寛さん(俳優)、加瀬亮さん(俳優)、秋元康さん(放送作家・プロデューサー・作詞家・小説家)、長谷川博己さん(俳優)岸谷五朗さん(俳優)、古谷一行さん(俳優)など。

法学部が昔から看板学部といわれており、多くの政治家の方も卒業されています。

2. 中央大学入試情報

中央大学の6学部選抜入試(旧統一入試)の入学試験について述べていきます。

中央大学の6学部選抜入試の入学試験は、学部共通の問題で試験を行い、1回の試験で複数の学部・学科・教科型に出願ができる試験です。

<試験科目>

3科目型
外国語(英語)・国語(漢文を除く)・地理歴史・公民(世界史B、日本史B、政治・経済から1科目)または数学

法学部4教科型・国際経営学部4教科型

外国語(英語)・国語(漢文を除く)・地理歴史・公民(世界史B、日本史B、政治・経済から1科目)・数学

 

外国語(英語)150点(法学部国際企業関係法学科、国際経営学部150 点を 200 点に換算、文学部日本史学専攻、心理学専攻、学びのパスポートプログラムの『外国語』は 150 点を 100 点に換算)、国語(漢文を除く)100点、地理歴史・公民(世界史B、日本史B、政治・経済から1科目)または数学100点が設けられており、法学部4教科型、国際経営学部4教科型は外国語(英語)150点(法学部国際企業関係法学科、国際経営学部150 点を 200 点に換算)、国語(漢文を除く)100点、地理歴史・公民(世界史B、日本史B、政治・経済から1科目)または数学100点が設けられており、英語の配点が一番高い学部がほとんどです。

3. 中央大学の英語の出題形式(6学部選抜入試)

試験時間は80分(選択式のみ)

[Ⅰ]文法&語法問題 (550単語程)

[Ⅱ]文法&語法問題 (150単語程)

[Ⅲ]文法&語法問題 (310単語程)

[Ⅳ]長文中の空欄補充(長文のみで大体830単語程、問題文を入れると960単語程)

[Ⅴ]長文読解(長文のみで大体620単語程、問題文を入れると850単語程)

[Ⅵ]長文読解(長文のみで大体560単語程、問題文を入れると760単語程)

中央大学の6学部選抜入試の2021年度の入試の英語の問題では、6題の大問から構成されており、問題の1/2が長文問題となっています。
大問1題目、2題目、3題目は種類の異なる文法語法問題で、1題目は例文の空欄に正しい解答を入れる問題、2題目は例文に下線が引いてあり誤っている箇所を選択する問題、3題目は英文を読み文法・語法・内容上に誤りがあるものを選択する問題、大問4題目は長文中に空欄があり、その空欄に正しい解答を入れる問題で構成されています。

大問6題すべてで、長文のみで3020単語程、問題文を入れると3580単語程となり、使用されている単語数はあまり多くありません。

4. 英語の時間配分と配点

大問1から順番に解く必要はありません。ラスト20分になってくると焦るので、その焦る時間帯は「知っているか知らないか」で1問1分以内で解ける文法語法問題に取り組むほうがいいでしょう。

つまり、得点源で配点も高い長文から取りかかります。何回も過去問を解くと、自分のベストな配分が分かるでしょう。

配点は、150点満点です。(法学部国際企業関係法学科、国際経営学部150 点を 200 点に換算、文学部日本史学専攻、心理学専攻、学びのパスポートプログラムの『外国語』は 150 点を 100 点に換算)

5. 英語の対策

試験時間80分に対して問題数がかなり多いです。中央大学に限らず、英語長文を読むことに慣れ、速読できるようにしなければなりません。制限時間内で正答を導き出す力が試されています。

速読力とは短時間で身につくものでありません。英単熟語力に加え、速く読む練習が必要です。では何で練習するのか?英語長文の復習です。

自分で解き、解説を聞いた状態は、「次に間違えないためのヒント」が沢山。でもそのヒントをすぐに忘れてしまってはなんの意味もありません。ヒントを反復練習(復習)をして、定着させる狙いがあります。

授業では英文解釈はもちろん、速読するために欠かせない「前から英文を区切って読み進め、内容を把握する」読み方が身につくように指導します。それをまずは真似してみてください。自己流を一旦捨ててみると、意外に新しいことがはいってきますよ。

英文法、英作力なども、長文復習の際に設問を含めて隅々まで見直すことで、対策をしていきます。長文の設問には、文法問題を意識したオリジナル問題も含んでいます。

長文復習を極めると、過去問を解き始める9月10月には、知っている文法事項も増えていきます。そこから文法対策をしていっても、遅くはないでしょう。

6. 最後に

受験したい大学の出題形式を知ることは合格への基本です。自分で過去問をみて研究することもできますが、相談相手がいるとなお心強いと思います。当塾では、そういった相談も個別で受けています。

受験校がまだ分からない人。たいていの大学は英語の配点が高いです。単語熟語の暗記なしでは通過できないでしょう。基本をないがしろにしないでください。

英語長文の難易度は様々ですが、速読は求められる力です。

気になった方はお気軽にお問い合わせください。

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