《高校1年生2年生対象》10月からの新教材

10月から追加した教材をご紹介いたします。

①長文語句暗記シート
その日に授業をした英語長文の中の単語、熟語、文法などをリストアップした単語暗記用シートです。B5の用紙に裏表を使用して、50から100個ぐらいの単語になりそうです。長文音読復習と同時進行で、この語句暗記シートを使って、長文で出てくる単語、熟語、文法事項を覚えてください。

英単語の暗記は、2つの方向から攻めるのが効果的です。1つは、単熟語集とカードを使って何周も回しながら暗記。もう1つは、「やった英語長文」の中で単熟語を暗記することです。この2つの方向性で単熟語の暗記をすると、かなり効率的に暗記ができていきます。

②「長文語句シート」の読上げ音声…だいたい2分前後です
安定して発音できないものは、なかなか暗記ができません。なので、「長文語句暗記シート」を英文だけNo1からネイティブが読上げています。発音がパッとできない人は、最初は数回この読上げ音声を使って、「長文語句暗記シート」を見ながらシャドウイング的にモノマネを心がけて読んでください。

③サイトラ(サイト・トランスレーション)…だいたい5~10分です。
塾では、「同時通訳的に読んで!」と言っている物です。この練習方法はサイト・トランスレーションと呼ばれていて、同時通訳者が入念に練習を繰り返す練習方法です。本来なら、授業後にメモをしたプリントを見ながら自力でやって欲しいのですが、中にはやり方が分からないとか、これで合ってるの?…とか、いろいろ不安もあると思うので、サンプル的なものを作りました。この音声は、英語➡日本語➡英語➡日本語…の順番で英語長文を読んでいて、英語の部分はネイティブ音声です。日本語の部分は、英語の構造重視で直訳的な日本語が多くなっています。

 

勉強方法

「英語の勉強」とは、単熟語の暗記と、授業後の復習がほとんど全てとなります。ここでは、英語長文の授業後の復習の典型的なパターンを紹介します。

授業後

①「長文語句シート」を見ながら読上げ音声を聞きながら同時に発音する。全体を通して2~3回行う。
②「サイトラ」の音声をメモした英語長文を見ながら聞いたり、同じように発音をしたりする。数回行う。
③文法的に、また英語の構造的に理解できない所があるかどうか確認。あればすぐにラインで質問して、英語の構造が分からない所は無くしておく。

1日目

①「長文語句シート」の右の列を隠して、英語を見て日本語を言えるかどうかチェックしていく。言えない所は✓を入れて、そこをまた暗記していく。言えたら✓を消していき、何周か回すうちに✓が全部なくなれば終了。
②まだ自力で同時通訳的に読めないなら、また「サイトラ」の音声を聞きながら同じように音読をする。自力で同時通訳的な読み方ができそうなら、「サイトラ」の音声は聞かなくてもよい。3回ぐらい。

<2日目以降は授業で説明しておりますので、ここでは割愛させていただきます>

以上の紹介は、「例えば」ということでこんな感じで授業後に勉強(訓練、練習)をしてくださいという案です。いろいろアレンジして大丈夫ですが、あまりにも骨抜きになって、効果が薄くなることは止めましょう。

方向性として、3つのことをしっかりと心に刻んでおけば、勉強方法は大丈夫です。

忘れないでほしい英語の勉強とは
 ●英単語や英熟語や文法の暗記を継続的に行う。
●ゴールとしては、白文を見ながらシャドウイングをして、内容が頭にバラバラバラと入って来るの
  が目標。
●1週間トータルで、色々な読み方で30回以上は音読をし、数回は黙読もする。

今年度末までの目標

①授業でやったプリントの復習を、音読復習を中心として継続してできる…英語の基礎力と勉強の習慣を確立する。
②英検準2級なら、80%以上の正答率で合格できる。…総合的な基礎力を獲得。
③単語の暗記を日々継続できる…No1からNo1200 なら、ランダムにテストをしても80%以上をさっと答えられる。

人によって、今の英語力が違うので目標の設定は色々と異なりますが、上記の①②③の設定は、今「英語が嫌いで苦手」な人向けの設定です。「英語ができない」「英語が苦手」な人は、英語を通じて、継続力や忍耐力や理解力も養うように頑張ってください。人間の成長には、何かにたずさわる必要があります。「人間的な成長だけ」を目的に成長することはありません。苦手なものだから、逆に頑張って克服して、得意になる人も非常に多いのです。そうなれば、この先の人生でも自分に自信が持てて、いろいろな事にチャレンジして結果を出せるような人になると思います。

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