大和高田市立高田商業高校から早稲田大学に合格した方法

1. 大和高田市立高田商業高校のレベルはどれくらいか?

大和高田市立高田商業高校は、奈良県大和高田市にある市立高校ですが、偏差値は51で、奈良県内の82校ある公立高校での偏差値順位は18位と決して偏差値が高いという高校ではありません。
偏差値は51でぎりぎり50以上なので普通より少し下のレベルです。

そんな高校から、偏差値62.5~70で関東の超難関私大の早稲田大学に合格した生徒がいますが、どうやって合格したのでしょうか。

2. どう勉強していたか?

まず、早稲田大学は、英語は一番配点の高い学部がほとんどです。

そのため、合格した生徒は受験勉強においてまずは英語の勉強を重視して勉強していました。

3. 具体的に何をしていたか?(基本の勉強)

合格した生徒はまず、英語長文の音読復習をしていました。

早稲田大学の英語の問題は、早稲田特有の問題が出題され、また、学部によって大問数も問題の内容も異なります。

しかし、大半の学部の試験で長文問題の割合が多く、3~4題程長文問題が出題されます。

それだけではなく、会話文、文法、図表問題、英文要約、文章を読み自分の意見を英語で述べる問題など学部によって出題問題は異なりますが、問題は多岐にわたり、問題量も多いので、必ず英語長文の速読のスキルが必要になってきます。

速読力は、一朝一夕で習得できるものではありません。

最初は、文法や単語が分からなくて文章を読む途中で止まってしまわないという状態にするところから始まり、毎日音読復習を英語を読むことに慣れ、その後に速さをもってスラスラと読むことができる状態にならないといけません。

そのため、毎日英語を読むことに慣れ、速く読む練習をできる英語長文の音読復習が有効なのです。

毎日合格した生徒は、受験日当日まで行っていました。

次に、長文の音読復習と並行して、単語と熟語の暗記をしていました。

長文問題、会話文、英文要約、自分の意見を英語で述べる問題などどんな問題に対応するためにも単語と熟語の暗記は必須事項です。

できるだけ分からない単語や熟語がないように、単語や熟語を見た瞬間に、瞬時に意味が分かるように、入念にしていく必要があります。

そのため、毎日受験日も含めて毎日個数を決めて単語と熟語をまわして、暗記していました。

そして、文法の勉強をしていました。

文法と言っても、ネクストステージやヴィンテージのような解く系の文法書をするのではなく、長文を読むことができるようになる文法書を行っていました

具体的にどういうものかというと、英語長文で出てくる文法(例えば関係代名詞が使用されていたら以下の文章は、関係代名詞前の先行詞にかかっていくといったようなもの)を説明している文法書を理解して暗記していきました。

この英語長文速読オンライン塾で言うと、『Grammar Now ! 471』になります。

こういった文法書は、長文問題や文法問題、英文要約、自分の意見を英語で述べる問題などの問題に対応するのに有効になります。

文章がどんな文法で構成されるか分かれば、英語長文を速読したり英作することができます。

以上3つの基本の勉強をしていくことから受験勉強が始まり、これは最後まで欠かさずしていくことが大事です。

特に長文の音読復習はどんな問題にも対策できるので特に毎日音読していくことが大事になります。

4. 具体的に何をしていたか?(応用の勉強)

基本のインプットの勉強は、受験日まで欠かさず行っていき、それと並行して、夏休み~秋くらいから応用(アウトプット)の勉強もしていきました。

まずは、秋頃から過去問を解きまくりました。

過去問は、解きまくると言っていますが、数をこなせばこなすほど問題傾向や時間配分をつかめたり、問題傾向に慣れていき、過去問でとれる点数が上がっていきます。

そのため、できるだけ本番までに解ける問題を解きましょう。

最低でも直近から過去5年分までは解きましょう。

早稲田大学は、学部によって問題が異なるので、志望学部の過去問をできるだけ過去にさかのぼって解きましょう。

そこで注意することは、音読復習や単熟語暗記、文法の勉強の基本勉強(インプット)をしながら、解くことです。

アウトプットばかりになってしまった受験生は、合格できませんでした。

合格した生徒は、基本の勉強(インプット)をしながら応用の勉強(アウトプット)をしていたということは忘れないでください。

次に、夏休み~秋頃くらいからネクストステージやヴィンテージなどの解く系の文法書をしていきました。

こういった文法書をしていく時期は、単熟語の暗記、文法の理解がある程度終わった段階なので、夏休み~秋頃というのは目安で、まだその時期に終わっていない人は、まずその基本の勉強を終わらせてからしていきましょう。

合格した生徒が大体この時期くらいから基本の勉強を終わらせてしていたので、目安です。

5. まとめ

偏差値51という決して高くない偏差値の大和高田市立高田商業高校から早稲田大学という超難関私立大学に合格することは不可能ではありません。

高校の偏差値で、進学する大学を決めてしまう人は多いと思いますが、実際に合格した生徒がいるということは、勉強の仕方さえきちんとして、しっかりと受験勉強をしていけば合格することが可能ということです。

受験勉強をする前に、自分のレベルを決めてしまうことは、その後の人生も変わるような大学進学を諦めてしまっているということなので、とてももったいないです。

この記事を見て、自分も頑張ってみようかなと思った三島高校のみなさんや、また同じような偏差値の高校に通っている方も難関大学に合格する可能性を秘めているので、ぜひ参考にして合格に向けて頑張っていきましょう!

英語長文が苦手な人は、長文音読復習を勉強のメインに据えて頑張って下さい!
そうすると、必ず、英語全体のの成績はアップします!
一番効率的に、しかも確実にアップします!!

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