今英語が苦手な人に

大学入試という観点からです。
英語が好きで得意な人には当てはまりませんが、
今英語が苦手な人にお勧めしない勉強方法を5つ紹介

① 予習を頑張る→予習を頑張れば頑張るほど、英語ができなくなる!

辞書をひきながら自分の部屋でくつろいで予習をする…というスタイルは最悪です。これでは単語は覚えられないし、
時間制限の練習もできないし、本番での緊張対策もできてません。それに時間がかかり過ぎる!
そして、予習の一番の問題点が、「和訳をしないと英語が理解できない…」という脳にどんどん仕上げて行ってることな
のです!入試の英語ができる生徒の多くは、ほとんど和訳はせずに英語のまま(に近い状態)で読んで行きます。だから、   「予習で和訳」なんてしていると、入試の英語、さらには大学に行ってからのTOEICの勉強に大きな悪影響を及ぼすのです。
※ 和訳は、本番でも配点が高いので重要ですが、速読力アップの訓練と比べたら、かなり時間がかからずできるようにな
ります。そして、一旦できるようになれば、その能力はほとんど衰えません。これは、勉強をしなくても現代文ができ
る人がいるのと同じような物なのです。

② ネクステ、スクランブル、ヴィンテージばかりに時間をかける

これらの本がダメなのではありません。あくまで今英語が苦手な人が、最初に手を付けるべきものではないということです。同じ努力と時間を英語長文に向けていたら、難関大学に受かります。
難関大学の英語の問題の8割が英語の長文なのです!だから、中3の関係代名詞がわかれば、さっさと英語長文に最大の時
間をかけて鍛えていくべきです。その過程で、細かい文法事項も覚えることができます。また熟語をたくさんスキマ時間で
覚えたら、文法問題なんて半分以上、場合によっては8割ぐらいできます。
結果的に、これらに時間をかけて努力をして、滑り止め大学にしか受からない…というパターンになります。
先に長文を鍛えて、長文の実力アップとともに長文にかける時間が減っていくので、そこで上記の3冊をやるなら、パパっとやればOKです。単語と熟語を覚えて、英語長文を鍛えた生徒なら、これらの文法の本は高3の冬休みでもサッとできて
しまいます。赤本で受ける大学の対策をみっちりとやれば十分です。
これらの本に勉強の最初の段階でたっぷりと時間をかけるのは、入試の形態から逆算した場合、あきらかに戦略ミスです。

③ 映像授業を見る

・英語長文の速読は、アウトプット(復習)の徹底でしか身に付きません。映像授業は受け身のインプットなので眠たくな
るばかりでなく、苦痛に感じる生徒も多くいるようです。
・これも、時間制限への練習、緊張対策、単語の暗記…ができるものではありません。
・タブレットなどを見ると「脳がゴミ屋敷」になって、スマホ認知症になり、脳がうつ状態になって行くと言われています。  なので、単純に健康に非常に悪い!気になる人は、「スマホ認知症  過労脳  ゴミ屋敷」で検索してみてください。
・タブレット内の先生は、何回巻き戻しても、同じ説明を繰り返すだけなので、分からない人には時間の無駄。生の先生は、  分からなければ、違う説明の仕方で分からせてくれます。
・人間の脳には前頭前野という領域があります。これは生の人間と向かい合ってる時は活発に反応するのに、タブレットの
中の人間には反応しない…ということがわかっています。この脳の中の前頭前野の働きは、「考える」「記憶する」「アイデ
アを出す」「感情をコントロールする」「判断する」「応用する」などで、人間にとって重要な働きを担っているため、人間
が人間らしくあるためにもっとも必要な存在といえます。
つまり、映像授業に依存したり、YouTubeばっかり見ていると、脳の働きが悪くなるってことです。
・これは、大手の映像授業の予備校から移って来た生徒が言ってた事です。
-眠ってても、さぼってても、ばれにくいから、映像を再生しっぱなしで多くの生徒が寝ている。
-中には、映像授業をこなすノルマが遅れている生徒は、早送りで再生だけしている。
-分からない時、何回見ても同じ説明しかしないから、時間の無駄だと思った
-映像をスイッチオンして見だしたら、それまで眠くなかったのに、すぐに睡魔が襲ってくる…

④ 個別指導

・入試では沢山の人が1か所に集まって問題を解き、その時にかなり緊張します。その練習が全くできない。
・入試ではアウェイの状態で緊張します。個別授業では、先生となーなーになり「緊張感に慣れる」ことは全くありません。
・個別指導では先生との雑談が多くなり、先生に過剰になついて、かなりの甘えが出てきます。
これらは、高2の秋以降、個別指導を辞めて藤井セミナーに来る生徒が毎年言っていることです。
※中2の英語力がない場合は、個別指導の方が良い場合もあります。

⑤ 勉強プランを市販の参考書を使って教えてくれるだけ

・これも「時間制限への対処→スピードアップ」「辞書は引けない→単熟語の暗記」「緊張する」事への対処はできません。
・そもそも、勉強以前のプラン作りまで完璧にやってもらってては、ますます「自分で考える能力」がなくなり、人間とし
て一番ダメな「人任せ」で「自分では考えられない人」になります。
・計画やプランは緩めで、自分でアレンジする余白を残しておかないと、「本気」になった時に、本当に自分にあった効率的
な方法を自分で考えることができません。

まとめ

英語が苦手だと、何から手に取っていいのか迷うと思います。
決め手は何が目的か、はっきりと理解すること。何となく友達が行っているだけで塾選びをしていると、時間をロスしてしまいます。

部活動をしている子、自宅と学校が遠い子、学校の課題が多い子など、色々な特徴があるかと思いますが、
今の高校生活に勉強時間を無理なく組み込んでいく必要があります。

藤井セミナーの英語長文速読オンライン塾は教室には通えない方が
教室に通うのと同じ内容を活用できる塾です。

授業はあくまで勉強のスタート。復習が中心です。

是非体験授業も申し込んでみてください。

 

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